「男子新体操」って聞いたことありますか? 「ウォーターボーイズ」は一般的に女子のスポーツだと思っていたシンクロを男子が演技することで話題になりましたが、思ったよりもかっこよくはまった人も多かったのではないでしょうか。「男子新体操」も一般的には女子のスポーツだと思われている「新体操」を男の子たちが個人や団体で行う新しいスポーツなのですが、最近やっとテレビなどで見かけるようになったくらいで、まだあまり知名度は高くありません。でも、男子新体操って見てみると以外に力強くてかっこいい競技なのですよ!
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男子新体操ってどんなスポーツ?
一般的な「新体操」は、リボンやリングなどを使ってレオタードを着た女性が床の上で音楽にあわせて技を競い合うスポーツとして有名です。「男子新体操」は、名前の通り男子がこん棒やロープを使ったり、団体でバク転や宙返りなどの力強い演技を行う新体操競技です。また、「男子新体操」の競技は女子と同じく個人戦・団体戦がありますが、使う道具(手具)は若干違いがあります。演技も、女子の新体操とは違い、フロア全体をいっぱいに使ったアクロバティックな力強い演技が圧倒的な印象を受ける競技を見ることができます。
男子新体操の歩み
この「男子新体操」は、日本が発祥のスポーツで戦後から行われているのですが、競技人口は女子に比べて少なく知名度はまだあまり高くありませんが、2003年にロシア・アメリカ・オーストラリア・日本の四カ国が参加する国際大会が開かれたことで世界的にも競技人口が増えてきて、ニュージーランド・メキシコ・ブルガリア・台湾・ブラジル・アフリカなどの国が男子新体操の国際大会への参加を希望しています。現在、男子新体操のクラブや部活動などは中学校や高校などに次々と設立されていて、男子学生たちが練習に励みつつ、「男子新体操」を全国的に広めようと、男子新体操についてのホームページを作成しているところもあります。男子新体操の練習風景や動画などを見ることのできるサイトなどもありますので、男子新体操がどのような競技なのかをみることが出来ます。このままどんどんと男子新体操の国際交流が進んでいけば近い将来、フィギュアスケートのように、女子新体操と男子新体操の共同開催が行われることになるかもしれませんね。
男子新体操の種目とルール
男子新体操は、13m×13mのフロア内で演技を行います。団体演技種目と個人演技種目があり男子新体操の個人演技種目の演技には、いくつかの道具が使われます。
男子新体操・個人演技種目
男子新体操の個人演技は、「手具」と呼ばれる道具を使って高校生以下の国体・国体予選以外の大会では1人で2種目、大学生は1人4種目の演技を行います。演技時間は1〜1分30秒間、曲に合わせて演技を行います。個人演技種目に使われる「手具」は4種類ありそれぞれに難易度違った技があり、演技の中に決められた技を折り込んで演技を競い合います。
男子新体操・スティック(棒)のルール
女子の新体操では使われていない、木・プラスチック製のスティックを使って競技します。棒の長さは90〜110cmとそれなりの長さがあり、そのスティックを使って「プロペラ回旋」「転がし」「投げ・受け」「棒(スティック)を使ったタンブリング(バク転や宙返り)」の4つの技を入れた演技を行わなければいけません。男子新体操のスティック種目は、孫悟空が如意棒を自由自在に操っている姿を連想させますね。
男子新体操・リング(輪)のルール
男子新体操で使われる「リング」は、女子新体操の大きな輪と違い、小さな2つのリングを使って行います。このリングの演技中にも「まわし」「転がし」「投げ・受け」「輪(リング)を使ったタンブリング(バク転や宙返り)」の4つを組み込んで競技します。
男子新体操・ロープ(縄)のルール
ロープは女子新体操で使われるものと同じようなものを男子新体操でも使用します。男子新体操で使われるロープには長さの規定はなく、自由自在に縄を操りながら行われる演技はまるでロープが生きているかのように見えます。この男子新体操のロープにも「色々な種類の連続とび」「転がし」「投げ・受け」「縄(ロープ)を使ったタンブリン(バク転や宙返り)グ」の4つの技を入れた演技内容で争われます。
男子新体操・クラブ(棍棒)のルール
男子新体操のクラブの演技でも女子新体操と同じ2本の棍棒(クラブ)を使って競技します。この「クラブ」の競技には「プロペラ回旋」「転がし」「投げ・受け」「棍棒を使ったタンブリング(バク転や宙返り)」の4種類の技をいれて行います。
男子新体操・団体演技種目
男子新体操の団体演技種目の場合、女子の団体演技と違い「手具」と呼ばれる道具は使いません。男子新体操の団体競技は、1チーム4〜6人のチームで2分30秒〜3分の間の時間内で演技します。4人以下の人数では団体として認められていないので、男子新体操の団体競技に参加するためには、最低でも4人が必要になります。
男子新体操・団体演技種目のルール
男子新体操の団体演技種目では、「6人(4人)全員での倒立・静止」「6人(4人)全員同時に開始するタンブリング」「2段階に分かれて開始するタンブリング」「上・下肢」「柔軟」の5種類の技を入れる必要があります。タンブリング(バク転や宙返り)の技の難易度は、個人演技種目のときと若干異なってきます。
男子新体操を行っている学校やクラブ
男子新体操に興味を持ったら、是非がんばっている男の子たちの演技を見てみたいと思いますよね。一度演技を見てみると、自分でもやってみたい! と思う男の子も多いようです。男子新体操を見てみたい、やってみたい、と思ったらどこでやっているのか調べてみましょう。男子新体操を行っているところは、北は北海道の恵庭に高校や男子新体操を行えるクラブがいくつかありますし、そのほかにも青森山田高校、秋田・岩手・山形・宮城・新潟・福島・群馬・栃木・埼玉・茨城・東京・千葉・神奈川・富山・長野・山梨・静岡・石川・岐阜・愛知・福井・滋賀・三重・京都・大阪・奈良・和歌山・兵庫・岡山・鳥取・広島・香川・徳島・山口・愛媛・高知・福岡・大分・宮崎・佐賀・長崎・熊本・鹿児島、南の沖縄まで全国各地の中学・高校・大学や一般の体操クラブや、男子新体操のためのクラブがたくさんあります。男子新体操を「R.G」「MAN.RG」などと呼ぶこともあり、クラブの名前につけて活動しているところも見られます。学校の男子新体操クラブなどのホームページでは、男子新体操について、やインカレと呼ばれる学生の選手権や、インターハイなどの大会の記録や試合の様子などの動画を見ることができるところがたくさんありますので、是非チェックしてみてください。一度演技を見ると、その迫力に思わず力んでしまったり、見入ってしまうと思います。男子新体操は魅力がいっぱいのスポーツです。男子ならではの迫力とかっこいい演技を楽しんでください!
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