ほうき星

[ほうき星]

みなさんは、「ほうき星」を見たことがありますか?流れ星と勘違いしている人も多いかもしれませんが、流れ星はちょっと違います。韓国の女性歌手ユンナや人気バンドmr.childrenの楽曲のタイトルにも使われている「ほうき星」。これから寒くなる季節は空気が澄んで、星もキレイに見えます。「ほうき星」とは、どんな星なのでしょう?晴れた夜空を見上げてみて下さいね。


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「ほうき星」とは?

「ほうき星」は太陽系の小さな天体の中で、コマと言われる一時的な大気、またはそのコマの物質が流れ出したことによってできたシッポのことを言います。シッポが伸びていく見た目が「ほうき」に似ているので、「ほうき星」と呼ばれているんですよ。正式には彗星と言います。ちなみに彗という字にも「ほうき」という意味があります。「ほうき星」が太陽から遠い位置にあるうちは、小惑星と見分けることはできません。太陽にうんと近づいて、火星と木星の真ん中あたりにくると、観測することができるようになります。また「ほうき星」には、太陽のまわりを楕円を描いてまわっているものと、一回太陽に近づいてから、どこか遠い宇宙空間に入ってしまうものの2つの種類があります。このうち、私たちが肉眼で見ることができる「ほうき星」は後者のほうが多いですね。

「ほうき星」と流れ星って違うの?

「ほうき星」と流れ星。2つとも同じじゃないの?と思う人もいると思います。実は私もその一人です。違いなんて、よく分からないですよね。ですが、やっぱり違うようです。流れ星は太陽系を漂っている細かな粒のようなものが、何かの拍子で地球の大気圏に入り込み、大気との摩擦で高温になって光を放つというものです。一方、「ほうき星」は太陽系空間を移動します。地球から見る「ほうき星」は、ゆっくりとしたペースで星座のあいだをくぐり抜けながら動いているように見えるんです。

有名な「ほうき星」

ここで、私たちも聞いたことがある有名な「ほうき星」を紹介しましょう。これらの「ほうき星」は多くの「ほうき星」ハンターに注目され、そして研究が進められています。

ハレー彗星

約76年周期で、地球に接近する「ほうき星」です。たくさんある周期彗星のなかでも一番よく知られているのではないでしょうか?前回は1986年に出現したので、次回は2061年の夏に見られると考えられています。ハレー彗星から流れ出た物質は、みずがめ座流星群とオリオン座流星群の流星物質のもとになっていると言われています。

百武彗星

アマチュア天文家の百武裕司さんによって1996年に発見された「ほうき星」です。百武彗星の軌道周期は太陽系の大きな惑星の重力の影響で約7万2千年になっています。ほかの彗星のなかでは、一番長い尾を持っているというのが最大の特徴です。

ヘール・ボップ彗星

アメリカの天文学者アラン・へールとトーマス・ボップによって1995年に発見された「ほうき星」です。1997年には明るさが1等に達しました。このことからヘール・ボップ彗星は1997年の大彗星とも呼ばれているんですよ。

曲のタイトルになっている「ほうき星」

そのキレイなイメージからか、「ほうき星」という言葉は、いろんな曲のタイトルにも使われています。2組のアーティストの「ほうき星」を見ていきましょう。

ユンナの「ほうき星」

テレビで初めて彼女を見たとき、なんてパワフルな女の子なんだろう!と思いました。2004年、本格的に日本デビューした韓国出身の歌手ユンナ。彼女が歌う「ほうき星」はピアノをガンガン弾きながら歌うキュートでパンチのある楽曲です。ユンナの透明感溢れる歌声も魅力的♪「ほうき星」は人気アニメ「BLEACH」(ブリーチ)のエンディングテーマ曲に起用されました。

mr.childrenの「ほうき星」

1988年にバンド結成、翌年にMr.Childrenと改名後、数々のヒット曲を生み出しているロックバンドです。この曲は正確には「箒星」と表記します。夏にリリースしたこともあって、イントロから圧倒的な勢いとパワーで突き抜けるバンドサウンドが全開の曲に仕上がっています。トヨタ「トビラを開けよう」キャンペーンのコマーシャル・ソングにも起用されました。


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