アンサンブル

アンサンブルといってもファッション用語のアンサンブルではありません。音楽を演奏するアンサンブルです。アンサンブルとは一体どんなものなのでしょうか。日本では様々な編成のアンサンブルの演奏を行っており、聞く者を感動させています。

アンサンブル

アンサンブルはフランス語で「一緒に」や「全体・一揃え」という意味で、音楽用語で「合奏」を表します。アンサンブルは2人以上が同時に演奏することを指すので厳密に言えばバンド演奏などもアンサンブルに属します。ただ、2人以上と言っても大人数の規定の楽器編成を満たした演奏団体はオーケストラになるのでこれに含まれない演奏団体をアンサンブルと呼びます。弦楽四重奏や金管五重奏、ピアノ三重奏などと固定化された演奏形態があり、それ以上の人数ですが、オーケストラまでは必要としないアンサンブルになると、チェンバー・オーケストラという名前で活動したり、その中のフルート奏者だけが抜粋されて演奏します。様々な楽器編成があり、その組み合わせをいつでも演奏して楽しめるので、スクールバンドにとてもアンサンブルは重要な活動の一部となります。

スポンサードリンク

アンサンブル編成

アンサンブルを編成するには何通りもの組み合わせがあります。例えばクラリネットでのアンサンブルの場合の呼び方をあげてみましょう。

・クラリネット二重奏 → デュオ

・クラリネット三重奏 → トリオ

・クラリネット四十層 → カルテット

・クラリネット五重奏 → クインテット

・クラリネット八重奏 → オクテット

それではアンサンブルの編成はどんな楽器を組み合わせて演奏されるのでしょうか。

同属楽器によるアンサンブル

フルート

フルート二重奏・三重奏・四重奏・五重奏、通常のフルートのほかに、ピッコロやアルトフルートやバスフロートが入る場合もあります。

オーボエ

オーボエ二重奏・三重奏。イングリッシュホルンが加わる場合もあります。

バスーン

ファゴット二重奏・三重奏。

クラリネット

クラリネット二重奏〜七重奏。B♭のみの編成からA♭・E♭のクラリネットやバスクラリネット、バスクラリネット、コントラバスクラリネットを入れたクラリネットクワイヤという編成まであります。

サックス

サックスのアンサンブルで確立されているものは四重奏です。ソプラノ・アルト・てなー・バリトンの編成になります。もちろん二重奏、三重奏もあり、ソプラニーノ・バスまで使用する場合もあります。

トランペット

トランペット二重奏〜五重奏。

ホルン

ホルン二重奏〜。

トロンボーン

トロンボーン二重奏〜。

チューバ

チューバ二重奏・三重奏。

打楽器

マリンバ・小太鼓などの打楽器アンサンブル。

違う楽器によるアンサンブル

種類の違う楽器を組み合わせることにより室内楽としてのアンサンブルの魅力を最大に発揮できる編成です。

木管二重奏

フルート+クラリネット、オーボエ+クラリネット、フルート+オーボエ、オーボエ+バスーン、サックス+クラリネットなど。

木管三重奏

クラリネット+オーボエ+バスーン、フルート+オーボエ+クラリネット、2クラリネット+バスーンなど。

木管四重奏

フルート+オーボエ+クラリネット+バスーン、フルート+クラリネット+バスーン+ホルンなど。

木管五重奏

フルート+オーボエ+クラリネット+バスーン+ホルン

木管六重奏

フルート+オーボエ+クラリネット+バスーン+ホルン+ピアノ

木管八重奏

2クラリネット+2オーボエ+2バスーン+2ホルン

金管三重奏

トランペット+ホルン+トロンボーン

金管四重奏

2トランペット+2トロンボーン

金管五重奏

2トランペト+トロンボーン+ホルン+チューバ

金管六重奏

2トランペット+トロンボーン+ホルン+ユーフォニアム+チューバ

金管八重奏

4トランペット+4トロンボーン、3トランペット+3トロンボーン+ホルン+チュー

金管九重奏

3トランペット+2トロンボーン+2ホルン+ユーフォニアム+チューバ

金管十重奏

4トランペット+4トロンボーン+ホルン+チューバ

アンサンブルコンテスト

全日本アンサンブルコンテストは毎年3月に開催されるアンサンブルのコンテストで、社団法人全日本吹奏楽連名と朝日新聞社が主催して行われており、このコンテストには規定が細かく定められています。

1:参加者は全て同じ学校・企業・官庁などの公認団体の団員であること。

2:同一の奏者が複数の他のアンサンブルに入っての出演の禁止。

3:アンサンブルの編成は3〜8人であること。

4:演奏の時間は5分以内とする。

5:指揮者をたててはいけない。

6:参加は木管楽器・金管楽器・打楽器・コントラバスのみとする。

審査はA・B・C・D・Eの5段階評価で7人の審査員により、技術・表現の観点から審査されます。それにより金賞・銀賞・銅賞が与えられます。

アンサンブルの楽譜

アンサンブルの楽譜はそれぞれの楽曲、編成に合わせて作られています。リコーダーだけのもの、サックスだけのものなどが販売されています。インターネットでダウンロードできる楽譜もありますのでぜひ探してみてください。我々の生活の中で、音楽は切っても切れない存在です。テレビからは音楽のないCMのほうが珍しく、ドラマを見ていても必ず音楽が流れていますね。でも、たまにはオーケストラやアンサンブルなどのジャンルを聴いてみるのもお勧めですよ。


スポンサードリンク



お問い合わせ