屋根 融雪北海道を始めとする、いわゆる“雪国”では生活の一部に組み込まれる除雪。そのなかでも屋根の雪下ろしは大変疲れますし、毎年雪下ろし中にケガをしたという人も多いかと思います。そこでこのページでは屋根の雪を勝手に溶かしてしまおうという「屋根融雪装置」についてお話してみましょう。 |
屋根の融雪についていままでの雪国の暮らしでは屋根に雪が積もるのはあたりまえで、せいぜいいかに屋根に雪が積もらないようにするか、または雪を落としやすいデザインはどのようなものかを考えていました。しかしその考えを一歩進めて「雪が積もる前に溶かしてしまおう」と考えられるようになりました。これが屋根融雪システムです。 スポンサードリンク 屋根融雪装置の仕組み屋根の雪を融雪する仕組みにはいくつかありますが、基本的には熱源(多くの場合は電熱による)を屋根に設置することで融雪させ、溶けた水を排出することによって行われます。この熱源の設置は新築時に行うのが便利なのですが、今までの屋根を利用しても行えますので大丈夫です。 屋根融雪装置の利点この屋根融雪装置を設置することで考えられる利点を紹介してみましょう。 1:屋根融雪の利点・労力の大幅な軽減基本的に雪が降ってきた場合にはスイッチをいれるだけで、やがて融雪が完了してしまうという、いままで雪下ろしにかけていた労働力を大幅に軽減できます。女性やお年寄りなど体力的に雪下ろしがきつい場合は特に有効でしょう。 2:屋根の雪下ろしによる危険の予防屋根の雪下ろしは大変危険で、毎年必ずといっていいほど雪下ろし中のケガがニュースで報道されます。特にお年寄りなど体力に不安がある方に屋根融雪はオススメです。 3:屋根融雪の利点・落雪の危険が減る屋根に雪が積もらないまま融雪されるこの屋根融雪システムは下に落雪する危険が大幅に減ります。つまり商店経営者など、軒先を多くの人が通りかかるようなところや落雪によって隣近所に迷惑がかかる場合便利です。 4:屋根融雪の利点・雪の捨て場に困らない屋根から雪が落ちて来た場合、困るのがこの落ちた雪の処理。大抵は圧迫された上に凍った状態で落ちてくるのでプラスチックの雪かきでは歯が立たないし、なにしろ捨てる場所も無い・・・こういう場合も屋根融雪システムは便利です。 屋根融雪装置の不利点もちろんいいところ尽くめというわけにはいきません。屋根融雪装置の困ったところも紹介しておきましょう。 1:屋根融雪の不利点・ランニングコストがかかるランニングコストというのは何らかの装置を使用した場合に直接かかるお金のことです。車ならガソリン代、電灯なら電気代、そして屋根融雪装置でも電気代や灯油代がかかるということになります。これは商品や設置した面積、降雪量などによってさまざまですが、ワンシーズンでも数万円からの費用がかかります。 2:屋根融雪の不利点・外観上の問題これも商品によってさまざまですので一概には言えませんが、屋根にパイプやパネルなどが設置される以上、多少なりとも外観に現れてしまいます。この点についてはあまり目立たない商品を選ぶなどの対応策があります。融雪装置を設置する前に確認しましょう。 3:屋根融雪の不利点・設置費用がかかるこれもしょうがないとはいえますが、当然ながら屋根融雪装置を設置するにはそれなりの工事費用がかかります。これも自宅の形状・設置面積・選んだ商品や設置業者の違いなどにおいて格段に変ってきます。屋根融雪装置を設置する場合には上のランニングコストと合わせて検討しておきたいポイントです。 屋根融雪装置の種類と商品の紹介融雪する熱源としてはいくつかの種類があります。ここで代表的な商品名と一緒に紹介してみましょう。 屋根にパイプを設置するもの灯油を使って温めた溶液または温水を屋根の上に通したパイプを循環させて融雪させるもの。「瓦番」という商品などに採用されています。屋根に直接パイプを並べるので、屋根の種類や形状を問わないところ・メンテナンスが容易なところなどが利点です。 屋根にヒーターパネルを設置するもの「ラップヒート」「雪またじ」などの商品に採用されている方式で、屋根にパネル式のヒーターを設置するもの。敷設範囲に均等に熱が加わって平均的に融雪がすすむために屋根の雪が空洞化しにくいなどが利点です。 屋根に「テフロンヒーター」を設置するもの屋根の表面に直接テフロンヒーターという電熱線を必要な範囲に敷設します。この方式は「オンリーワン」という商品が採用しています。というか名前どおりこの商品しかありません。テフロンヒーターそのものが4ミリと細く、しかも敷設自由ですので自在な設計が可能であること、ボイラーなどのメンテナンスが不要であるなど多くの利点がありますが、屋根によっては(瓦屋根など)設置できないものもあるのが難点です。 屋根融雪装置のまとめ屋根融雪装置はいろいろな種類があり、それぞれに長所と短所があることをお話しましたが、いかがでしたでしょうか。屋根の融雪装置は結構高価です。ここでは広く浅く紹介しましたので、この中に興味を持たれた商品があればさらに深く調べてみるとよいでしょう。そして充分に下調べしてから自宅に合った装置を選んで設置するようにすれば効果的です。 スポンサードリンク |