アロワナは、稚魚であれば比較的安価で購入することができるのですが、大きな個体、成体を購入するとなると、高額なものになってきます。特に、アジアアロワナともなると、体色の綺麗な個体、体色が珍しい個体によって更に販売価格の上下が激しくなります。本当に魅力的なアロワナになってくると車一台が裕に買える値段になります。そんな魅力的なアロワナの寿命は20年から30年と言われており、10年ほど飼育されてから販売されている個体でも、上手く飼育できれば最低10年は一緒に暮らすことができます。ですので、熱帯魚、観賞魚の中でも一際長寿なアロワナと長く付き合っていけるように、飼育準備に関してご紹介します。
アロワナに必要な水槽
アロワナは飼育していくと、70cm近い大きさになります。そうなると、アロワナ専用の水槽が必要となります。大きさは、1800cm×700cmの水槽が望ましいとされています。小さいうちは、小さめの水槽でも構いませんが、なんと小さな個体の時期でも大きな水槽で飼育していた方が、アロワナの大きさ、体色の成長がよく、中級、上級の方は稚魚の頃からできるだけ大きな水槽で飼育しているそうです。また、高額な値段で売られている販売もとのアロワナのほとんどは、マレーシアやインドネシアのほとんど自然に近い場所で飼育されているため、大きく色合いの綺麗なアロワナが数多く販売されているようです。
水槽は、稚魚でも育てているうちに大きくなってくるので、稚魚から買うにしても、大きな個体を飼うにしても、大きな水槽を購入することをオススメします。
アロワナの生命維持装置はろ過装置
次に重要になってくるのは、ろ過装置(フィルター)です。どれだけ大きな水槽を用意しても、アロワナが元々暮らしている自然環境から比べるとどうしても狭いのが当然のことです。そのため、水がどうしても汚れてしまい、その汚い水の中ではアロワナはすぐに弱ってしまいます。アロワナを弱らせないためにも、水槽の水は綺麗な状態にできるだけ保ってあげる必要があります。そのために必要なのが、ろ過装置(フィルター)です。ろ過装置とは言うものの、実際のところはアロワナにとっての生命維持装置といっても過言ではない装置です。ですから、水槽のサイズに合ったろ過装置をつけてあげる必要があります。ろ過装置には、上部ろ過装置とオーバーフローの2つの種類があるのですが、アロワナの水槽の場合には場所が必要になりますが、オーバーフローを使用してください。
アロワナにあった水の準備のために
水槽の水の供給源は、水道です。しかし、水道水には自然界では通常含まれていない塩素が含まれています。その塩素は、人間の体には何の問題もありませんが、アロワナにとっては問題があり、きちんと塩素を抜いた水を使う必要があります。金魚やメダカを飼育する場合は、塩素を抜くためのカルキ抜き剤を使用しますが、アロワナの水槽に入れる水にカルキ抜き剤を使っていては、どれだけのカルキ抜き財が必要になるのか分かったものではありません。ですので、アロワナを飼育する際には、水を活性炭に通すことによってアロワナにとって有害な物質を除去するウォーターユニットシステムというものを設置してください。中々お値段は張りますが、カルキ抜き剤を大量消費するよりは、長い眼で見た時にお得です。
アロワナの水槽内の酸素の供給源
水中で生活するアロワナですが、酸素がなくては生きていけません。ですので、金魚や他の熱帯魚と同様に水槽に空気を送り込むエアレーションが必要になります。金魚やメダカといった小さな魚であれば、水草だけでも大丈夫だったりしますが、アロワナは大きい上に非常にデリケートな熱帯魚ですので、必ず水槽に適したエアレーション装置をつけてください。
アロワナに適した水温とヒーター
マレーシアやインドネシアといった暖かい地域に住むアロワナですが、なぜ日本で生活できるかといえば、サーモヒーターと呼ばれる水槽用のヒーターを使って水槽内の温度を適温に保っているからです。アロワナの飼育に必要な水槽の適温は通常28℃〜30℃で、これ以上になってもいけませんし、これ以下になってもよくありません。それを調節してくれるのが、サーモヒーターです。仕事で家を開けているとき、眠っている時など、アロワナの水槽の温度を調節してくれるのがこのヒーターです。特に、北海道などの寒い地域では必要不可欠な装置です。熱帯魚であるアロワナを飼育するのであれば、サーモヒーターは寒い地方でも、暖かい地方でも必要不可欠なアイテムです。
アロワナを飼う前に…
上記の道具を購入し、設置してから最低5日、できれば1週間はポンプを起動して水質を整えてからアロワナを水槽に移してください。アロワナは大きさの割にとてもデリケートな熱帯魚です。ですので、一切何も用意していない状態で購入した場合には、病気になったり、短い期間しか家族の一員としていられなかったりする場合が多いです。ですので、購入したとしても、水槽の準備ができるまでは、販売元で預かってもらい、水槽の準備ができてからアロワナを迎え入れてあげてください。